試写会とは、一般公開前に無料で開催する上映会のことです。
試写会はテレビ局や上映会場、スポンサーや配給会社などが宣伝目的で開催して事が多いようです。
ひと昔前は試写会の評判が口コミで広がり、それが映画の動員数に直結していました。
しかし、近年はSNSでの投稿での広がりを目的としての試写会が多くなっている。
そのため前より1つの映画に対しての試写会のトータル募集数は増えている。
また、昔の試写会はハガキでの募集がほとんどだったが、現在はSNSやWEBからの募集が主流となっています。
しかし、WEBからの募集の場合は無料で簡単に応募できる反面、当選しても試写会に来ない当選者も多くいるため、WEB枠とハガキ枠の両方で募集をしている試写会主催者もいます。
当選した試写会のチケットをヤフオクやメルカリ、ラクマなどのオークションやフリマアプリで販売が多く見られます。
舞台挨拶付きの試写会になると20,000円ほどの価格まで跳ね上がってます。
一般の試写会では300円~3,000円の間で取引されています。
そのため、舞台挨拶付きの試写会の応募数は通常の試写会よりかなり多くなっていまるようです。
試写会の規定を見ますと、転売や譲渡は禁止されています。
これは、純粋に試写会を楽しみたい方に当選していもらうための規定ですが、やはりお金設けのために試写会に応募している方が多数いるのが現状です。
転売目的の応募の対策としては、応募者の住所に近い会場の試写会のみに当選可能(当選は発送を持って変える)ということを行っていますが、東京都内在住であればすべての都内会場は当選可能エリアとなってしまいます。そのため、東京に住所がある方は『当選は発送を持って変える』の対象外となります。
試写会のほとんどは東京で行われているため、東京在住であればほとんどの試写会に応募可能で、様々なサイトから応募すれば当選確率もアップします。
試写会チケットは転売・譲渡は禁止となっております。
これは、先ほど説明したオークションやフリマでの転売を禁止するためのルールとなっております。
急遽試写会に行けなくなったとしても譲渡は禁止されています。
試写会主催者側としては必ず行ける試写会のみ応募をお願いしているようです。
もし、どうしてもいけない場合でも譲渡は禁止されています。